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[衣笠店] 2023-11-29

なぜ補聴器は海外製が多いのか?

こんにちは。

気温が乱高下を繰り返しており、体調管理が難しくなっております。
季節の変わり目に必ず体調を崩す私には、踏んだり蹴ったりの今日この頃です((+_+))

さて、本日は店頭で質問が多い内容。
「なぜ補聴器は海外製が多いのか」



実際の話、国内の多くの販売店で取り扱われているメーカーは、
国内メーカーよりも海外メーカーの方が多い現状があります。

「購入するなら国産が良い」
「日本製の取り扱いはないの?」

店頭でもこういった声を頂くことは多くあります。
やはり「日本製は安心」といったイメージが根強くあり、
国内メーカーの補聴器を希望される方は多くいます。

ただ、多くの販売店では外国製の補聴器を取り扱いしていることがほとんどです。

それは何故なのか?





実は世界規模で見た場合、国内メーカーはどこも小規模と言わざるを得ません。

国内メーカーで日本補聴器工業会に所属する企業のすべてを合計しても、
世界6大メーカーと言われる企業の1社分より小さい規模なのが現状なのです。

補聴器の機能・性能は、メーカーの聴覚や脳、そして補聴器に対する研究開発費の影響が大きいのが実情です。
研究開発費は、メーカーの市場規模におよそ比例しています。

市場規模が大きくなれば、開発資金も潤沢します。
大勢の研究者の技術や知識を集結して、高性能かつ超小型なチップを開発するのです。

また、改良した補聴器を研究から販売まで短いスパンで行えるのも魅力の一つです。
例えば、新型コロナウイルスが拡大してから一年後には、
マスク下でも聞こえが向上するプログラムを海外補聴器メーカーは開発しました。

問題があればそれを解決する補聴器を開発する、
このサイクルが短いスパンで行われることによって、
一番きこえの良い補聴器をユーザーに提供し続けることができるのです。



その為、当店では海外製のメーカーをオススメしております。

ただ、国産にこだわりたい、という方には最寄りの取扱店もご紹介しております。

困っている方に快適な聞こえを提供して、より良い生活を送ってほしい、
という気持ちには変わりはありませんので、気になる方はお気軽にご相談頂ければと思います。


大浦


衣笠店 2023-11-29






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