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[久里浜店] 2019-08-02

難聴は自分できずきにくい気付きにくい!

こんにちは!
アレンズさいとうです(^^♪

ようやく、梅雨が明けました。7月の徐々に暑くなる時期が無くいきなり8月の強烈な暑さになりました!
体が付いていけません((+_+))
皆様はお元気にお過ごしでしょうか。

さて、いつも補聴器の話をさせて頂いておりましたが、今回は「難聴」についてお話しさせていただきます。
「根本的に難聴とはどんな状態なのか、どうして自分では気付きにくいのか」を、お話ししてみたいと思います。
難聴は自分で気付きにくい症状の一つです。長い間、時間を掛けて聞きづらくなるのでなかなか自分で気付く方はとても少ないのが現状です。難聴になっていく期間は、30年とも40年とも言われています。難聴は見た目だけでは分からないので周りからの指摘も少ないです。


難聴は年のせい?ならばジャングル奥地に住むご年配者も難聴にならなければつじつまが合いません。アメリカの医学者が調べたところ、大半の方が都会に住んでいる子どもと同じくらい聞こえたそうです。では、なぜ聴力は低下するのでしょう。
内耳の中に蝸牛という部分がありますが、その中に有毛細胞という音を感じ取る細胞があります。有毛細胞には2つの種類があり、外有毛細胞(約12,000個)、内有毛細胞(約3,500個)と呼ばれています。蝸牛の入口から奥まで、外有毛細胞は3列、内有毛細胞は1列に並んでいます。有毛細胞はその位置する場所によって、分析する音の周波数が違います。蝸牛の入口周辺の有毛細胞が一番高い周波数の20,000Hz位の分析を担当し、奥に向かうに連れて低い周波数の分析を担 当しており、一番奥の渦巻きの中心部分近くの有毛細胞は50Hz位の低い周波数の音の分析を担当しています。
音自体は、周波数の高低にかかわらず蝸牛の入口から入ってくるため、入口に近い有毛細胞ほどあらゆる音にさらされてしまうことになり、長い期間がたつにつれて大きなダメージを受けてしまうことになります。入口近くの有毛細胞は、高い周波数の音の分析を担当しているので、年齢を重ねるとともに、高い周波数の音が聞こえにくくなってくるのです。

都会に住んでいる以上、暗騒音を、(本当はかなりうるさい音だが毎日聞いているので脳が聞き分けをしてマスキングしている状態)かなり聞いています。耳のダメージも長年にわたり受ています。
聴力が低下しはじめる時期は人によって異なり、その程度も個人差がありますが、一般的に加齢による聴力低下の場合は、まず高音域から聞こえにくくなります。
聴力の低下については、本人は聞こえにくくなっていると思っていないケースが多かったり、本人よりも周囲の人が先に気付く場合が多かったりします。その理由は、本人は実際には高音域の音が聞きにくくなってはいるのですが、「あ、い、う、え、お」といった比較的周波数の低い母音を聞き取る力はそれほど低下していないので、あまり聞こえにくいという実感がないからなのです。
また最近、注目されているのが大音量を流しながらスマートフォンやオーディオプレイヤーなどで音楽を聴いていると耳に対する負担が大きくなることです。

特にイヤフォンから漏れるほどの大音量は続ければつづけるほど年齢が行くほどに難聴は少しずつ忍び足で近づいてきます。
また、音楽を聴き続けたまま、寝落ちする若い方も多いようですが、時間もまた長時間にわたるほど耳には大きな負担となります。
皆様是非、時間と音量に気を付けながら音楽やテレビを楽しみ、長く健康な耳を保ってください。

アレンズさいとうでしたヽ(^。^)ノ


久里浜店 2019-08-02






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