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[衣笠店] 2020-12-23

認知症と難聴〜きこえないって悪いこと?〜

こんにちは!
年末も差し迫ってきましたね、今年は皆さまどのようにお過ごしのご予定でしょうか。
期待していた帰省も、電話や初めてのオンラインで代えられる方も
おいでかと思います。


さて、年末年始を前後によくご相談いただくのが、
「久しぶりにあったら聞き違いや聞き流しが多い」という
ご家族からのきこえのご相談です。
特に電話越し・機器越しでは肉声よりも声が不明瞭になります。
機器の音量が小さい・音質が悪い・周囲が騒がしい・
話し方が悪い・・・などなど、
聞きにくさの原因はいくつか考えられますが、
指摘されたご本人には中々自覚しにくく、
問題として認識されないこともままあります。

というのも加齢による聴力の低下は30代から徐々に起こるため
気づきにくいのです。


そもそも聞こえないことって悪いことなのでしょうか?
「嫌なことは聞かなくていいからいいじゃない!」という前向き(?)な
考え方もありますよね。
ただ、聞こえないことは人間関係からの孤立と
認知症の発症要因にもなり、放置することはできません。
難聴になると周囲からの情報量が絶対的に減少し、
他人の言っていることが聞き取れない、
会話がうまく成立しない、といった経験を繰り返し、
どうしても周囲との関わりをさけるようになります。
社会との交流が減少し、精神的健康に影響を与え
認知機能に影響がでる可能性があるのです。


会話コミュニケーションは、耳に言葉が入ることから始まります。
耳で言葉を聞いて、脳で思考し、言葉で返す、というのが
会話をするときの処理プロセスです。
つまり聴覚は、思考をするための大事な情報源であり
この聴覚によって「楽しい」「うれしい」などの
情動を引き起こします。
聴覚は、コミュニケーションをする上でとても大事なのです。
早めに補聴器を使うことで脳に音を届け、
健康を維持しましょう!


めがねの荒木 衣笠店には
認定補聴器技能者が在籍しています。
ぜひ、お気軽にご相談下さい!


衣笠店 2020-12-23






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