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[逗子店] 2021-07-11

補聴器を調整していくという事

こんにちはー!

昨日、今日と逗子は真夏の暑さです。

不安定な天気が続いておりますので、
体調管理や危機管理を十分にしていきましょう。


さて、本日は「補聴器を調整していくという事」というお話。



補聴器を使っていくうえで、「調整」という言葉を多く耳にするかもしれません。

実際、補聴器は特に最初のうち、

少し使って調整、また少し使って調整、を繰り返していくものです。

それはなぜなのか

はじめからコチラが考える理想とする音を届けるようにすると

脳が慣れにくく拒否反応を示す方が多くいるからです。

こちらは以前にも何度かお話しさせていただいたことかと思います。




音自体は耳から入りますが、最終的に理解をしていくのは脳の働きです。

補聴器を初めてつけたり調整して音を変えた場合には、その新しい音に脳が慣れていく必要があるのです。

よくあるのが聞きにくいので音を大きくする調整を行い、

その後、2~3日程度で「ちょっとうるさいから元に戻して」と言われるパターンです。





押しつけはよくありませんが、多少の違和感はあっても1週間程度は使用して頂きたい、

というのが正直なところです。

あまりにうるさくて我慢できない、ということであれば話は別ですが、

多少の違和感の場合には「最初はうるさく感じたけど、なんだか慣れてきた」

というように良い変化が生まれていくパターンが多いです。




調整の前提としてあるのが

「音は小さければ絶対に聞こえない」

という考えです。

初めのうちは少し小さめの音からスタートして、徐々に音を大きくしていく。

補聴器ソフトや効果測定によって目標値が定められていると思うので、

まずはその目標に近いところまで音を大きくしていき、

その後、生活環境等に応じてこまめな調整やメンテナンスをしていくことが重要です。

補聴器を買ったけれど上手く使いこなせていない、

または買ったけれど全く使っていない、という話を耳にします。

その多くは調整をしていなかったり、

調整をしても慣れないうちに音を小さく戻してしまい、

結局「こんなの付けても効果ない」と思われるパターンが非常に多いのです。

強制するのは良くありませんが、お客様の意見を聞きすぎるというのも考え物です。

お客様の不便を解消するために、

本気で考えて寄りそってくれるお店や人を見つけていくことが何よりも大切なのではないでしょうか。



大浦







逗子店 2021-07-11






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